お子さんが勉強に自分から取り組むための重要な要素、それはお子さんの「気持ち」と「やり方」です。
大前提として、お子さんが「勉強することは楽しい」と思う必要があります。
学年が上がれば上がるほど、勉強はつらく大変なものだ、という意識が生まれます。
またおうちの方が勉強に対してあまり良い思い出がない、となると、お子様にもその思いは伝わってしまいます。
「勉強」を「勉強」としてとらえる前に、お子さん自身が
「新しいことを知るのは面白い」
「できなかったことができるようになることは楽しい」
という思いを持てるようにしたいものですね。
そのうえでお子さんにやりたいようにやらせることが大切。
「まだ幼稚園生だから早い」とか、
「そんなにたくさんやらなくたっていいんじゃないの」とか、大人がブレーキをかける必要はありません。
お子さんの学年にかかわらず、新しいことはどんどん教えても構いません。
お子さんが「もっとやりたい」というならどんどん与えて構いません。
もちろん、あまりにも順序がめちゃくちゃだと後で理解が苦しくなったり、誤って理解してしまうことがあるので、修正が必要なことがあります。そういうときこそ、プロがちょっと軌道修正する。
だから、おうちの方が「教える」必要はありません。